在宅ワークを始めたくて、何か新しいことを学ぼうとする時、
「このスクールってよく聞くけど本当に信頼できるのかな」
「SNSで見かけるこの人のコンサル、怪しい気がするけど実際どうなんだろう」
一度はこういった悩みや不安にぶつかったことはありませんか?
私は、Webデザイナーとして在宅で仕事をしながら4歳の娘を育てている、フリーランス5年目の在宅デザイナーですが、
これまで大手スクール・個人コンサル含めて複数の講座に、合計100万円以上を投資してきました。
でも残念ながら、そのすべてが素晴らしい教材だったわけではありません。
そのうちの30万円近くは、中身を丸パクリされただけの「詐欺コンサル」だったし、他にも「この金額を払ったのに、今の自分には全く必要のない内容だったな……」と激しく後悔した講座もあります。
今回は、そんな私の失敗談と、100万円を使ってようやく見えてきた「自分にあったスクールやコンサルの見分け方」を、正直にお話ししたいと思います。
この記事が、これから在宅ワークに向けて何かを学び始めたいと考えているあなたにとって、大切なセーフティーネット(お守り)になれば嬉しいです。
失敗① 30万円の「詐欺コンサル」に引っかかり、画面の前で呆然とした日

最初にお話しするのは、私が今までで一番大きな失敗をした時のことです。
会社員の肩書きを捨てた焦りから、飛び込んでしまった世界
当時の私は、大手のWebデザインスクールを受講し終えてバナーやサイト制作の基礎的なスキルは身についている状態でした。
しかし、そこから「案件が全然取れない」という、高くて厚い壁にぶち当たりました。
「デザインのスキルを学ぶだけじゃダメなんだ……。案件の獲得方法や、仕事の取り方までマンツーマンで教えてくれる環境が必要なのかも」
そんな焦りと不安で心が押しつぶされそうになっていた時期、SNSの広告であるコンサルが目に飛び込んできました。
- 「他のスクールはスキルしか教えないが、当コンサルはポートフォリオ添削まで対応」
- 「プロのデザイナーによる丁寧なデザイン添削」
- 「ノーコードツールを使うのでコーディングが苦手でも成果が出る」
費用は30万近く。
決して安くない金額でしたが、無料相談会で紹介されていた受講生の口コミを見て、「これなら今の私でもできそう!」「すぐに案件を取って回収すればいいや」と自分を納得させ、入会を決めてしまいました。
タイムラインの騒然と、発覚した経緯
入会して3ヶ月ほど経ったある日、Xのタイムラインにこんな情報が流れてきました。
「有料サイトの教材をそのまま丸パクリして高額で販売しているデザインコンサルがある」
調べていくうちに、それがまさに自分の入会しているコンサルだと分かりました。
受講生が集まるSlackは一瞬で騒然となりました。
「そういえば、個別コンサルの時間に講師がZoomに入ってこなかったことがある」
「教材のテキストに、どこかで見たような違和感があった」
これまで「自分の努力が足りないから」と思い込もうとしていた受講生たちの不信感が、一気に繋がった瞬間でした。
Zoom謝罪会見という異様な光景
後日、講師によるZoomでの謝罪会見が開かれました。
チャット欄には「返金しろ」「本当の経歴を話せ」という怒りのコメントが流れ続けましたが、講師はそれらをすべて無視。その異様な光景を画面の前で呆然と見ていました。
一番辛かったのは、お金を失ったことよりも「こんなコンサルを見抜けなかった自分の判断力のなさ」への絶望でした。
SNSでは「引っかかる側も悪い」という声に深く傷つき、30万円近くの資金と3ヶ月という時間が、すべて無駄になったのです。
失敗②「必要なかった」WordPress個人講座

詐欺コンサルの後、諦めきれずに何度も立て直しをはかって、ようやく少しずつお仕事が取れるようになってきた頃、今度は別の壁にぶつかりました。
「今の知識だけじゃ、いつか限界が来るかもしれない……」
「ホームページを作るにしても、やっぱりWordPressの基礎的な知識も入れておかないとやばいのでは」
そうなると、自分の足りない部分ばかりに目が向いてしまうんですよね。
その焦りから、Xで見つけた個人講師のWordPress講座に入会しました。
「限定10名の少人数制」「毎週開催されるリアルタイムのセミナーで実践的に学ぶ」という魅力的な内容でした。
ところが、実際のセミナーはWordPressの仕組みの解説やPHPの書き方の説明が中心で、訴求に書いてあった「WordPressでオリジナルのサイトが作れるようになる」というレベルには全然たどり着きませんでした。
課題が少しだけあったくらいで、基本は動画授業を見て終わりの繰り返し。
その後の発展性も一切なく、「お金と時間を使ったけど、何も残らなかった」という感覚だけが残りました。
この経験から学んだのは、
「本当に『今の』自分にそのスキルが必要なのか」を冷静に吟味すること、そして「カリキュラムを受けることで、具体的にどんなサポート(実務への繋がり)があるのか」を自分の頭でしっかり確認することの大切さです。
フリーランスとして最新のスキルを学び、掛け合わせていくことは確かに大切です。
でも、当時の私のように「あれも足りない、これも足りない」と不安から次々に手を出してしまっては、お金も時間もいくらあっても足りません。
大切なのは、「今の自分のスキル」と「今後どう稼いでいきたいかというゴール」の隙間を的確に埋めてくれる学びなのかどうか、という一歩引いた視点を持つことだと痛感しました。
成功① 入って良かった、ゴリゴリ営業コンサル

これまで失敗の話ばかりしてきましたが、100万円の投資の中には「本当に自分の土台を作ってくれた、入って良かった環境」もありました。
それが、お仕事獲得の件数に伸び悩んでいた時期に入会した、営業活動に特化したグループコンサルです。
こちらもXで見つけて飛び込んだ環境でした。
内容としてはまず、専用サイトで営業ノウハウをインプットして、自分なりに行動する。
内容はいたってシンプルで、専用サイトで営業ノウハウをインプットし、とにかく自分で行動を起こすこと。
そして週に1回、割り当てられた少人数のグループで報告ミーティングを行うという、3ヶ月間の短期集中型でした。
このミーティングがなかなかに強烈で、「今週どこで何件応募したか」「そのうち何件受注できたか」「今月の売上見込み」「現在の悩み」を一人ずつ包み隠さず報告していかなければなりません。
驚いたことに、私のグループはゴリゴリの営業思考系のエンジニア(男性)ばかり。在宅ワーカーの女性デザイナーは私一人だけでした。
最初のミーティングに参加した瞬間は「うわ、とんでもない場違いなところに入っちゃったな……」と頭を抱えました(笑)。
でも、今さら「怖気づいたので辞めます」とも言えなくて。
周りの圧倒的な行動量と高い目標数値に引っ張られるように、私も「今週30件応募します!今月50万を狙います」と、つい勢いで宣言してしまったこともあります。
でも言った以上は、次のミーティングまでに行動しなければいけない。物理的に逃げられない状況に追い込まれた私は、感情を一切捨てて、がむしゃらに応募しまくりました。
その結果、めちゃくちゃお仕事が取れるようになりました。

当時の私は「もう少しスキルを身につけてから」「もう少し自信がついてから」と言い続けて、1日2件応募して「今日も頑張った」と満足していました。それで「仕事が取れない」と悩んでいたんです。
今思えば、それは頑張っていたのではなく、怖さから逃げる言い訳だったと思います。
ほとんどの人は「やる気が出たら動く」「自信がついたら応募する」と、感情と行動をセットで考えてしまいがちです。
でも、「先に逃げられない環境を作って行動を起こすことで、後から感情と結果がついてくる」ということの方が多いのだと、このコンサルが教えてくれました。
あのコンサルは最初、入ったことを猛烈に後悔したのですが、結果的に、行動するマインドを叩き込まれたあの経験が、今の私の土台になっています。
大手スクール vs 個人コンサル、正直な比較
これまでに大手スクールも、個人のコンサルや小規模な講座もたくさん経験してきた私だからこそ言える、それぞれの「リアルな本音」を詳しく解説します。
- カリキュラムがしっかりしている
- サポートが手厚い
- 補助金が使える場合がある
- 月額制や買い切りなどタイプで選べる
- 受講生が多く、個別の対応が薄くなりがち
- 在宅ワークの案件獲得サポートの質にムラがある
- 担当スタッフが誰になるか分からない
- 講師との距離が近い
- 子育てなど個人の事情まで把握してもらえる
- 受講生同士の団結力が強くなりやすい
- カリキュラムの質が講師によって大きく異なる
- 質問への返信が遅い場合がある
- 詐欺リスクがある(大手より見極めが難しい)
私自身は大手スクールで基本的なスキルを学んでから、個人コンサルで足りないスキルと営業スキルを学ぶという順番で学んできましたが、
もちろん一つで済むのであればそれがいいですし、どちらが正解ということはなく自分の性格や目標に合う方を選ぶのが大切だと感じています。
失敗しないスクールや講座選びの4つのポイント

① 自分の性格に合う雰囲気かを確認する
スクールや講座によって、集まっている受講生たちの層や空気感は驚くほど違います。
「子育て中のママが多くてお互い励まし合える雰囲気」なのか、「フリーランスとして自立するためにゴリゴリ営業をかける雰囲気」なのか、必ず入会前に無料の体験会や説明会で確認してください。
特に個人コンサルの場合は、「この講師の考え方や人柄を、心から好きになれるか」が何より重要です。
少しでも違和感や「なんか合わないな」と感じるなら、どんなに実績がある人でも入会はおすすめしません。
② 信頼できるかを事前に調べる
個人コンサルを選ぶ場合は特に、以下の点を確認してください。
・公式サイトに「特定商取引法(特商法)の表示」が正しく記載されているか
・他の受講生のリアルな実績やアカウントが確認できるか
・公式サイト「以外」の場所(Xのリアルな口コミなど)に評判が存在するか
費用を払ったのにカリキュラムがYouTubeレベルだった、さらに追加費用を請求されたといったケースには注意が必要です。
「受講生の声」としていつも同じ人ばかりが登場している場合は、その一部の成功事例を強調しているだけで、再現性が低い(他の人は稼げていない)可能性もあります。
多くの人が同じように成果を出せているか、という視点を持ってください。
③ カリキュラムと「サポート体制」の裏側まで確認する
カリキュラムの中身は入会前に全部は見られないことが多いですが、無料体験会や初回相談会で以下を必ず確認しましょう。
- 質問できる環境があるか
- 課題の添削があるか
- 在宅ワークの案件獲得まで伴走してくれるか
「スキルを教えて終わり」のスクールと「仕事の取り方まで教えてくれるスクール」では、卒業後の結果が大きく違います。
また個人コンサルの場合、個別での質問対応や案件相談に期限があることが多いですので、(例えば3ヶ月サポートとか)その辺もしっかり確認しておきましょう。
私が入ったある個人講座では、「質問の対応期間は半年間、回答は2営業日以内」という規約がありましたが、実際には回答がなかなか返ってこずにこちらから催促することもあり、とてもヤキモキしました。
サポートの期限や条件は、事前の確認が必須です。
④ 一括高額より「小さく始められるか」を重視する
人間、過去の私のように「早く稼がなきゃ」と焦っている時ほど、何十万円もの高額な一括払いやローンの決断をあっさりと下してしまいがちです。
業界の仕組みや相場がまだ分からない未経験の段階であれば、まずは月額制のスクールや、合わなければ途中で辞められる仕組み、返金保証がある場所など、
「最悪の事態になっても痛手を最小限に抑えられる選択(小さく始めること)」を強くおすすめします。
まとめ|焦って決めるのだけは、絶対にやめよう

今回の記事では、私が在宅ワークを目指して100万円以上の自己投資をして、失敗したこと、成功したこと、そして、学んだ本当に自分にあったスクールの見分け方についてまとめました。
スクールやコンサル選びで一番大切だと感じているのは「焦って決めない」ということです。
「今しかない」「最短で稼げる」「今だけの特別価格」「誰でもできている」という言葉に急かされているときほど、一度立ち止まって冷静に考えてみてください。
説明する側は営業のプロなので、魅力的に見えて当然なのです(笑)。
失敗を重ねてきたからこそ言えますが、「正しい環境への自己投資」は、あなたの在宅ワークへの道を何倍も加速させてくれます。
だからこそ、それが本当に自分の人生を預けられる正しい投資先なのかどうかを、じっくり見極める目を持ってくださいね。
もし、「安全に一歩を踏み出してみたい」「自分に合うスクールをじっくり比較したい」という方は、私の実体験を元にママ向け・主婦向けのスクールを忖度なしで比較したこちらの記事も、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
あなたの最初の一歩が、遠回りではなく、理想の未来へまっすぐ繋がるものになることを心から応援しています!




