Webデザイナーに興味を持ったママの中で、
- Webデザイナーになりたいけど、よく見かける「月に30万、月50万」といった金額は育児との両立も考えて難しいように感じる
- 子育てをしながら、在宅で月に3〜5万円くらいから初めてゆくゆくは月10万以上も稼げるようになりたい
- Webデザイナーと聞くと、特別なスキルや難しいコーディング技術が必要だから、育児中の自分には難しいのではないかと考えてしまう
こんなお悩みをお持ちの方が多いと思います。
でもご安心ください。
月5万を狙うのであれば、ゴール設定をしっかりしてそれに合ったスキルを正しい勉強方法で身に付けていけば、誰でも達成可能な金額です。
この記事では、Webデザイナーとして月5万円程度稼ぐ方法について、初心者向けに以下の4つのポイントに沿って解説していきます。
- Webデザイナーとして月5万円を稼ぐための方法
- Webデザイナーとして月5万円稼ぐまでの道のり
- Webデザイナーとして月5万円稼ぎ方
- 目標達成するまでに大切なこと
Webデザイナーとして月5万円稼ぐための方法
まず、多くの人は、Webデザイナーとして稼ぐ方法というと、かっこいいデザインを作ったり、Webサイト(ホームページ)を作るために難しいコーディング知識などを勉強する必要があると思っているのではないでしょうか?
もちろんそれは間違っていないのですが、
月3〜5万程度を目標にするのであれば、ホームページを作ったり、難しいコーディング知識がなくても十分に達成できます。
そもそもWebデザイナーとは一言で言っても、その仕事内容や制作物は多岐に渡るので、5万円の稼ぎ方も色々あると思います。
その中で、時間がないママが「月3〜5万円」を目標にするのであれば、一番のおすすめは、
バナーやInstagram投稿用の画像、楽天販売用の画像、チラシなどの制作に特化する
チラシのデザインなどはグラフィックデザインと呼ばれるため、グラフィックデザイナーと呼ばれる人たちもいるのですが、明確な区別があるわけではないため、Webデザイナーがチラシを作っても問題ないと思っています。
解説の前に、まずは以下のWebデザイナー周りの仕事の相場を見てください。(あくまで個人で受ける場合のおおよその平均金額です)
バナー・Instagramや楽天販売用の画像など | 3,000円〜5,000円 |
チラシ | 5,000円〜30,000円 |
ホームページ制作 | 10万〜30万 |
ランディングページ制作(LP) | 10万〜50万 |
この表からわかる通り、月3〜5万程度を目標にするのであれば、例えば、1件あたり5000円〜10,000円のバナーや画像制作を月5〜10件程度こなせれば月5万円の収入になることがわかりますね。
なのでこの辺りのラインを目指していけば、難しいコーディング知識がなくても十分に達成できると思います。
(ただし、ここでの金額はあくまで目安なので、バナー制作なども極めれば月に10万〜20万を狙うことももちろんできます。)
実際に私も育児で忙しい時期や疲れた時期はホームページ制作は一旦休止して、そこまで手のかからないバナーや楽天用の商品画像制作などの案件のみを受けていた時期がありました。
それでも、子どものお昼寝の時間や寝かしつけた後の夜の作業時間だけで、月に3万程度は稼げていましたので、実現可能かと思います。
Webデザイナーとして月5万円稼ぐまでの道のり
では実際に、この方法で月3万〜5万円を稼ぐために、具体的に何から始めればいいか迷う方も多いでしょう。
ここでは、月5万円稼ぐまでの道のりを3ステップで解説します。
STEP1、デザインの基礎知識を学ぶ
まずは、デザイナーとして知っておく必要がある「デザイン」とは何か学ぶことから始めましょう。これはWebに限らず、あらゆるもののデザインに共通して言えるデザインの基礎知識のことです。
初心者の方ですと、「デザイン」というとキャッチコピーが真ん中にどかんと入った、かっこよくスタイリッシュな広告などをイメージされる方がいるかと思いますが、これはアートに近いイメージです。
商業的なWebデザイナーやグラフィックデザイナーに求められるデザインとは「誰かが持っている課題を解決するための表現」のことです。
そのためには、自分の好きなものを作るのではなく、クライアントの課題を解決するためのデザインを作る必要があります。
そのデザインを作るためには「近接、整列、強弱、 反復」と言ったデザインの4原則のほか、いくつかの基本原則があるため、それらをまず学んでいきましょう。
勉強方法については、一通り目を通して理解する内容ですので、無料で学べるサイトや、書籍などをしっかり読む程度で問題ないかと思います。
①ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]
20年ずっと売れ続けているデザイン基本書の定番です。4つの基本原則だけでなく、わかりやすいレイアウトのコツや読みやすいデザインを実現するコツが網羅されています。
②なるほどデザイン
③思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん
これらでしっかりデザインの基礎知識を頭に入れていきましょう!
STEP2、まずはIllustratorやPhotoshopの使い方を学ぶ
Webデザイナーとして仕事をする上で欠かせないツールが、Adobeが提供しているデザイン制作サービスである、Illustrator/Photoshopです。
基本的に、バナーやチラシなどの制作はこちらのツールで制作することになるため、まだ購入していない方はこちらの記事を参考に購入しましょう。
使い方を学ぶと一言で言ってしまいましたが、IllustratorやPhotoshopの操作方法を一から全て学ぼうとすると膨大な量と時間になってしまいます。
私もWebデザイナーになりたいと思った頃、まずは「Illustrator/Photoshop使い方」のような参考書を最初から読んで慣れてみたり、動画教材を最初からやってみたり…色々やって遠回りしまくりでした…(涙)
結論、基本的な使い方に一通り目を通したところで、「バナートレース(模写)」をするのが操作に慣れる一番の方法でした。
模写とは、その名の通り、すでに誰かが作ったバナーやチラシなどの制作物と同じものを作る作業のことです。
最初はかなりの時間がかかるかもしれないのですが、少しずつPhotoshopやIllustratorを使うことによって、だんだん操作がスムーズになりますし、わからなかったところをググる力がかなりついてきます。
また、模写をするバナーのデザインの構成や色やフォントの使い方などを意識することで、STEP1で学んだ、デザインの基礎を実戦で落とし込むことができるので、一石二鳥ですね。
模写の具体的なやり方についてはこちらの記事をご覧いただき早速実践してみてください!
STEP3、ポートフォリオを作成する
デザインの基礎を学び、実際の制作ツールをある程度使いこなせるようになった段階で、自分自身のポートフォリオを作ります。
こちらについては、作品集をきれいに作って満足するためのものではなく、この先の仕事を獲得するための手段ですので、完璧なものを作ることに力を入れすぎないようにご注意ください。
実際の作り方ですが、まずは自分のオリジナル作品を複数個作っていくのですが、こちらは模写で身につけたスキルを生かして、まずはオリジナルなバナーや画像を作ってみましょう。
作り方については以下の記事を参照ください。
オリジナルバナーの制作は、模写やトレースとは全くの別物で、素材集め・配置・グルーピング・配色・フォント…などすべて自分で考えながら作業するので、最初の頃は一つ作るのに数時間かかると思いますが、ここは踏ん張りどころです。
正直バナーや画像制作の上達の道は実践あるのみ!
何個か作ってみたらどんどん案件にチャレンジしてその中でどんどんスキルを磨いていくのが良いと思います◎
いくつか実績が作れたところで、ポートフォリオサイトを作っていきますが、こちらも一からサイトを作る必要はなく、以下のようなサービスを利用しましょう。
forrio ならコーディング知識ゼロ、ドメイン取得やサーバー契約も一切不要、登録後、すぐに作成→そして公開まで簡単にできます◎
重要なのは、今自分ができる実力を証明するために「分かりやすさ重視」で作っていくことが大切です。
Webデザイナーとして月5万円稼ぐ具体的な方法
ラウドソーシングサービスなどを利用して案件を取得する
ポートフォリオができたところで、実際に案件を取得していくのですが、ここが一番乗り越えなくてはいけない壁が大きいところだと思います。
私も最初は
- この実力で本当に仕事がもらえるのか
- 未経験でも案件を取れるのか
とウジウジ悩み、もう少し勉強してからと理由をつけてなかなか実案件に取り組めない時がありました。
でもデザインの上達の道は実践あるのみ、実案件ほど学びになるものはありません!
いくつかサンプルができたところで、早速案件にチャレンジしてその中でフィードバックをもらったり、自分の中で反省点なども出てくると思うのでそれを生かしながらどんどんスキルを磨いていくのが良いと思います◎
案件の取り方はいくつかあると思うのですが、まだ実績がないうちはクラウドソーシングサービスなどを使うのがおすすめです。
登録は無料なので、まずはこの3つに登録しプロフィールなどを整えていきましょう!
私の場合、最初にこの3つに登録し、ココナラ、クラウドワークスが相性がよかったためこの2つに絞っていきました。
他にも案件の取り方としては、
- Instagramに実績を掲載しDMを待つ
- Xで情報発信しながらDMを待つ
- 制作会社に営業する
などがあると思いますが、実績がゼロのうちはなかなかDMでのオファーも難しそうなので、
まずはクラウドソーシングで数件仕事をこなす、その後にその実績を携えてSNSでの発信や、自分個人の事業サイトなどを作ったりして幅広く仕事をとっていくという方法に段階的にシフトしていくのがいいと思います。
プロフィールの具体的な書き方や、案件の取り方については以下の記事でまとめていますのでこちらをご覧ください。
クラウドシーシングでも初心者未経験でいきなり飛び込むのは不安ですよね…
私も最初に採用された時は嬉しい反面、最後までできるかかなり緊張した覚えがあります。
でも大丈夫です。基本的にわからないことはググれば何かしらヒントが出てきますし、どうしても困った時はメンタやココナラなど解決してくれる場所はいくらでもありますので、思い切って飛び込んでいきましょう!
目標達成するために押さえておきたい3つのポイント
①ゴールを見失わないこと
これは自分への戒めも込めています(笑)
勉強を進めていくと、調べれば調べるほど新しい情報が出てきて、「ホームページ制作だとこれも必要なのか、WordPressができるともっと稼げるようにあるのか…」と焦って途中からあっちもこっちも手を出したくなる時があります。
ただそうやってどんどん脱線してしまうと、必要のないことに時間を費やしてしまったり、ゴールに向かってかなり遠回りをしてしまうことにつながりますので、そこはグッと我慢…
自分は今、「月5万稼ぐことを目指してこれを勉強する必要がある」ということを再確認して、迷わずゴールに向かって着々と進めていきましょう!
まずは最初の目標を達成できたところで、次はホームページ作ってみよう、WordPressに挑戦してみようといった形で次の目標を立ててみるのがいいと思います。
②少しでも机に向かう習慣をつけること
人は3日間同じことを続けると脳が習慣化したほうがいいと意識し始めるそうです。なので、まずは少しの時間でもいいので机に向かって作業する習慣をつけましょう。
たかが30分でも、1週間で30分×7=210分(3時間30分)になります。
バナー模写の場合、1時間で一つ作れるとしたら1日30分の2日間で一つできてしまいます!
これは実体験なのですが、「今日疲れているし休んじゃおうかな」と思った時、超簡単な作業だけでもやってしまおうと思い机に座って作業を開始すると、始めたら始めたで気持ちがのってきて別のことまでできてしまう現象が起こります。
30分だけ頑張ろうと思って机に座ったら、気づいたら2時間やっていたみたいな感じです。
なので、なんとか机に向かって作業することを習慣にしてしまいましょう!
③短期的な目標を具体的に落とし込むこと
これはどんな仕事でもそうだと思うのですが、最終ゴールを設定したところでいきなり何かを始めるのって難しいですよね。
例えば、
「半年後に月に5万稼げるようになりたい」と目標設定したとして、そのために1ヶ月目でこれをやる、2ヶ月目でこれをやる必要があって、その1ヶ月目の目標を達成するためには1週間でこれくらいの行動量が必要で、そのためには…
こんな感じで、逆算して考えていく感じですね。
短期的な目標設定をすると、今日何をやる必要があるのかが明確になるのと、達成感が見えやすいためモチベーション維持にも繋がりますのでおすすめです。
まとめ
今回は、Webデザインで月5万円を稼ぐための方法について解説しました。
これらを実際に実践することで、同じような成功を手にすることができるでしょう。
以下の記事では、Webデザイナーとして月10万稼ぐための方法についても解説していますので、ぜひご覧ください。